旬の魚介

ハリイカ

2024.10.25

日が落ちると肌寒く感じる日が多くなってきました。気温の変化が大きいので寒暖差にお気をつけください。
27日は「たかまつ市場フェスタ2024」が開催されます。模擬せりをはじめマグロ解体ショーやフラワーアレンジメント教室、大物産展ではお買いものをお楽しみください。その他さまざまなイベントを予定しております。開催時間は午前8時30分~午後2時30分です。臨時駐車場もありますが数に限りがあり混雑するため、公共交通機関をご利用くださいませ。市場の一年に一度のおまつりです、ぜひ市場へお越しくださいませ!
さて、高松市中央卸売市場水産物棟では毎日様々な魚介類が取り扱われています。今回は「ハリイカ」を紹介します。

白い舟型の甲を持ち、その甲の先にケンがあって、さわるとハリが出ているようなので、ハリイカと言います。
今の季節に多く獲れる小型のハリイカは、春に産卵のために瀬戸内海に入ってきて海藻などに卵を産み付けます。秋以降に寒くなるとまた太平洋側に移動します。今多く獲れる小型のハリイカは春に生まれたものになります。

魚介の特徴
美味しい理由

他のイカに比べて身が肉厚で、甘味が強く、もっちりとした食感が特徴です。
加熱してもあまり硬くなりにくいためさまざまな調理法でお召し上がりいただけます。

おすすめの食べ方

イカの外とう部は、もちろん刺身がおすすめです。定番はワサビ醤油ですが塩のみでも美味しいです。
今獲れる小型サイズは炒めて醤油とマヨネーズがおすすめです。
塩昆布と和えるだけの塩昆布和え、酢味噌で和えてぬた和えにしても美味しいです。
天ぷら、八宝菜等調理方法はいろいろです。ゲソ(腕の部分)は下処理をして、フライや炒め物にするのもおすすめです。

見分け方

ハリイカの甲を触ると色が変わるもの、目が黒く澄んでいるものが新鮮です。

画像提供:株式会社丸千