旬の青果

春菊

2022.12.27

年末が近づくにつれてどんどん寒さが厳しくなっている高松ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
高松市中央卸売市場は12月中旬から年末の止市(とめいち)までが一年で一番忙しい時期になり、年末やお正月に向けて様々な品物が市場に集まっています。
今回は「春菊」を紹介します。

西日本では「きくな」とも呼ばれています。
香川県全域で栽培されていて、主な出荷時期は10月~2月になります。
夏場はごく少量ですが出荷があり、年中栽培されています。
同じ春菊でも関東で出回っている品物とは見た目が異なります。
関東:葉の切れ込みが深くシャープ
香川:葉が大きく丸みを帯びている

青果の特徴
美味しい理由

出荷量としても今が一番多い時期で、冷え込みが厳しくなる時期のものがおいしいです。鍋などでぜひ食べてほしいです。

おすすめの食べ方

鍋、おひたし、ごま和え、サラダ、天ぷらなど色々な調理法があります。
長く茹でると苦みがでるためさっと茹でて、ツナマヨで和えると簡単にできるので、お子様にもおすすめです。
軸は捨ててしまう方も多いそうですが、軸もおいしいので是非食べてみていただきたいです。細い軸は柔らかいのでおいしいです。

見分け方

時間が経つと全体的に春菊自身の重みで曲がっていくので、曲がりがなくまっすぐな物。切り口が新鮮な物がおすすめです。