旬の魚介

イイダコ

2023.03.16

寒い日が続いた先月とはうってかわって3月に入ってから春めいた天気が続いている高松市です。まもなく春分の日を迎え、桜の開花がそろそろ聞こえてくる頃ですね。今年は行動制限が解除され、久しぶりに飲食を伴うお花見が楽しめそうです。
さて、高松市中央卸売市場水産物棟ではさまざまな海産物が揃っています。今回はイイダコを紹介します。

漁獲量は瀬戸内海沿岸がメインで、香川でも漁獲されています。
通年漁獲され流通していますが、大きく成長し子持ちになる1月頃から4月頃が旬とされていて、今まさに旬です。
胴に卵が詰まった子持ちのメスは人気があり高級品とされています。

魚介の特徴
美味しい理由

たくさんの栄養素が含まれているのはもちろん、免疫力アップ、疲労回復、高血圧の予防、貧血の予防、目の健康維持、骨や歯の健康維持、精神の安定、老化防止、美肌効果の健康効果も含まれていて、とても体にいいとされています。
調理がしやすいことや、クセのない美味しさで手頃な家庭料理として食べれるので、オススメです。

おすすめの食べ方

下処理が必要な場合は、まず墨袋と内臓を取り除き、目玉とクチバシをくり抜きます。
塩でぬめりを落とし、流水で洗い流します。ぬめりが強いようなら多めの塩を揉みこんでください。
沸騰した湯で下茹でしてから様々な料理にお使いください。酢味噌和え、煮付け、おでん、たこめしといった和食料理やパスタやマリネ、アヒージョなどにしても美味しいです。煮込んでも固くなりにくいです。
また、新鮮なうちに下処理を行うと刺身で召し上がることもできます。美味しいですよ。

見分け方

タコは絞めてから時間がたつと次第に白くなってくるので、色が濃いものが鮮度が良いとされています。
また、金の輪紋や両目の間の白い斑紋が明瞭なものも新鮮です。
触れる状況であれば、鮮度がいいタコは、腕の吸盤がひっつくので触って鮮度を確認することもできます。