旬の魚介

モンゴウイカ

2023.10.23

4年ぶりに「たかまつ市場フェスタ2023」が開催されます。29日午前8時30~午後2時30分まで、せりを体験できる模擬せりやマグロの解体ショーをはじめ、大物産展、魚のつかみ取りやおさかなタッチングプール、フラワーアレンジメント教室など様々です。ぜひお越しください。
さて、高松市中央卸売市場水産物部では様々な魚介類が集まっています。今回は「モンゴウイカ」を紹介します。

皮に稲妻のような模様があることや、雷が多い時期に漁獲されることから、別名カミナリイカと呼ばれています。
水揚げされる産地は西日本が中心で、瀬戸内海でも多く水揚げされます。旬は産卵期にあたる4月~7月になりますが、一年を通して漁獲されます。

魚介の特徴
美味しい理由

分厚い身は柔らかく、低脂肪、低カロリーなのに味はねっとりとした甘さがあり程よい後味もあります。
また、肝機能の働きをアップされるといわれるタウリンを多く含んでいたり、コレステロールと結びつき体外への排泄を促す働きもあります。

おすすめの食べ方

おすすめの食べ方は、刺身、天ぷら、煮物、中華料理などありますが、刺身でいただくとモンゴウイカの食感と甘さを最高に味わえます。
刺身の場合、身が肉厚なため薄く切ったり切れ目を入れたりすることで食べやすくなります。
天ぷらは、天つゆでも美味しいですが、塩とレモンが良く合います。
煮物は、煮すぎると身が固くなってしまうので、入れたらサッと火を通して止めるのがポイントです。

見分け方

鮮度が良いものほど、背側の紋様がはっきりと鮮やかに表れます。
水揚げされて数時間程は、表面がゆっくりと動き表面の発色している細かい斑点が点滅しているともいわれています。
また、張りがあるものも鮮度がいいとされています。