旬の魚介

牡蠣(かき)

2021.12.22

師走に入り、もう2021年も残りわずかになってまいりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
高松市中央卸売市場水産物棟では、年末年始に向けて様々な魚介類が揃っています。

香川県は全国トップ10に入る有数の牡蠣の産地です。主に、さぬき市志度・鴨庄、高松市牟礼町、多度津町、詫間町などで養殖されています。
昔は、岩に張り付いている牡蠣を道具で掻き落として獲っていたことから、牡蠣と呼ばれるようになったと言う一説があります。

魚介の特徴
美味しい理由

志度湾では栄養が豊富なおかげで1年で出荷できる程牡蠣の成長も早く、10月から3月にかけて獲れる牡蠣は身の縮みが少なくて、臭みもなく味が濃いのが特徴です。
香川県産の牡蠣は加熱用なので調理してからお召し上がりください。

おすすめの食べ方

定番のカキフライ・天ぷら・鍋をはじめ、バター焼き・アヒージョ・シチューなど牡蠣は色々な食べ方を楽しめます。
漁師さんのおすすめは、牡蠣の佃煮、牡蠣ご飯です。

【牡蠣の茹で方】
1ザルに牡蠣を入れて流水で洗います。
2お湯に塩と酒を少々入れて牡蠣を入れます。
3灰汁を取りながら牡蠣を茹で、火が通ったら牡蠣を取り出します。
4大根おろし、刻み葱、一味唐辛子にポン酢などお好みでお召し上がりください。

牡蠣の煮汁は最高の出汁が出るので、炊き込みご飯や味噌汁、鍋の出汁に使えます。ぜひご利用ください。

見分け方

むき身の場合は、腹の色がクリーム色で身がぷっくりしているものを選んで下さい。
ヒラヒラしているところが黒いものが新鮮です。もしピンク色に変わっているものは鮮度が落ちているものです。
牡蠣は軽く湯通しすると冷凍保存することもできます。

画像提供:株式会社丸千