旬の魚介

渡り蟹

2020.12.10

皆さんいかがお過ごしでしょうか。
日に日に寒さも増してくる今日この頃。
高松市中央卸売市場水産物棟には渡り蟹がやってきました。

瀬戸内海は渡り蟹の最大の漁場として知られ、高値で取引されています。
この辺りでカニといえば渡り蟹の事です。
ひれの形をした足で海を泳いで渡ります。

魚介の特徴
美味しい理由

渡り蟹は年に2回の旬があり今年2回目の旬の時期に入っています。
オスは身、メスは卵が美味しいです。
少し値段は高いのですが味に甘みがありジューシーでどのカニより旨味成分ギッシリで濃厚です。

おすすめの食べ方

卵は中のカニ味噌とベストマッチ!最高の相性です。
お酒大好きな人は甲羅に日本酒を入れて最後の最後まで堪能しています。

小さな渡り蟹や身の入りが少ない渡り蟹でも味噌汁の出汁にすれば史上最強の出汁が出ます。
1度食べたら忘れられないカニさんです。

うみまち商店街(関連棟)にある韓国惣菜のお店、韓屋仁市場で売られている渡り蟹を使った「ケジャン」も絶品です。

見分け方

腹と背の部分を持って少し力入れた時にペコペコしていないものを選んでください。
メスは腹にあるフンドシ部分がオレンジ色をしていると卵が入ってます。