旬の青果

越冬(えっとう)みかん

2021.01.14

令和3年1月。
高松市中央卸売市場の青果棟には新年と共に越冬(えっとう)みかんが入ってきました。

越冬(えっとう)みかんとは
みかんの中で一番人気の早生品種を、袋掛け等により1月以降まで樹上完熟させたもので
越冬みかん、越冬小原紅早生などがあります。

青果の特徴
美味しい理由

柑橘類は、木に成っている期間が長いほど糖度が上がります。
しかし、みかんの早生品種は、鳥獣被害や冷害が発生する前に、木の体力を温存して来年以降も実を成らすため通常は11月~12月上旬までに収穫を完了します。

このままでも十分おいしいのですが、ハウス施設または袋掛けなどの工夫をして1月まで収穫を伸ばすことで太陽と土の養分を長期間吸収した実は、果肉の1粒1粒に甘味が集まり、極上の実になります。

おすすめの食べ方

通常のみかんと同様に、そのままお召し上がりください。

見分け方

見た目は通常のみかんと違いはありません。
商品名に「越冬(えっとう)」と書かれているものをお選びください。