旬の青果

パセリ

2022.01.21

大寒を迎え、ますます寒さが厳しさを増しておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
高松市中央卸売市場青果棟では、旬の青果物が集まっています。そこで、今月は旬のパセリを紹介します。

パセリの主な出荷時期は11月~5月になります。東かがわ市大内(おおち)町は西日本有数の生産地で、およそ半世紀の歴史があり、品質の高さから市場では「大内パセリ」というブランドとして有名です。

青果の特徴
美味しい理由

最も多く出回る時期は春先ですが、冬のもの(12月頃~2月頃)は苦みが少ないのが特徴です。
農家さんからは「つまもの(飾り)としてだけでなく、食用としての認知がもっと広まってほしい」とのこと。
鉄分、カルシウム、ビタミンCなど栄養も豊富なパセリを、是非皆さんに召し上がっていただきたいです。

おすすめの食べ方

パセリは油との相性がよく、天ぷらなどにもおすすめです。刻んだパセリをツナマヨで和えてバゲットに乗せるだけで簡単ブルスケッタが出来上がります。
また、生のままでは苦みを感じることが多いですが、加熱すると苦みが和らぎ食べやすくなるので、さっと湯通ししておひたしでも召し上がれます。
乾燥させドライパセリにしてご飯に混ぜておむすびやライスコロッケのほか、バターに練り込んだパセリバターも美味しいです。パンに塗ったり、魚のムニエルなど色々な料理に使えます。

見分け方

葉が縮んでおり、ツヤがあり緑色が濃いもの、また、切り口がみずみずしく、茎や葉にハリがあり、葉先までシャキッと弾力があるものがおすすめです。
すぐに食べきれない場合は、冷凍して保存もできます。
冷凍した葉の部分を保存袋の中で揉むと、簡単に砕けるので料理の香りづけや彩りにもお使いいただけます。