旬の青果

讃岐マンゴー

2022.07.01

梅雨とは?と思うくらい今年は全然雨が降らず6月28日に四国地方は梅雨明けが発表されました。連日真夏日が続いて雨がほとんど降っていないので水不足が心配ですね。
さて、高松市中央卸売市場青果棟では様々な青果物が揃っています。今回は、「讃岐マンゴー」を紹介します。

国産のマンゴーといえば、沖縄県、宮崎県や鹿児島県が有名ですが、香川県では主に綾川町、三豊市でマンゴーが栽培されています。
マンゴーの栽培は古く、紀元前のインドで始まりました。現在でも、インドが世界最大のマンゴーの生産国です。
マンゴーはウルシ科マンゴー属の果樹であるため、漆かぶれをおこしやすい体質の方は注意が必要です。

青果の特徴
美味しい理由

暑さに強く寒さに弱いマンゴーはハウスで栽培されています。実が熟すと自然と木から落ちるので、ネットをかけて実を保護し落ちてくる実を傷つけることなく収穫することができます。糖度は15度以上のアーウィン種完熟マンゴーです。 

おすすめの食べ方

マンゴーは中央に大きくて平たい種が一つ入っているので、その種を避けるように両端から約1/3の部分をカットする。皮を切らないように注意して格子状に切り目を入れて底の部分を押し上げてお召し上がりください。

見分け方

熟したマンゴーは実にハリとツヤがあり少し弾力が出てきます。赤く色づき甘い香りが漂うものをお選びください。ちなみに、果皮が黄色い部分が多少残っていても、熟していれば甘味はあります。
果皮がシワシワのもや黒い斑点が大きく目立つもの、さわってぶよぶよとしたものは避けましょう。