旬の青果

分葱(わけぎ)

2021.02.09

一年で一番寒い時期の2月。
節分もすぎ寒い中でも春にむけて作物が育ちはじめる季節です。
高松市中央卸売市場の青果棟に出荷される地域野菜で今時期オススメな野菜は分葱(わけぎ)です。

昔から、ひな祭りの頃が最もおいしいといわれている分葱(わけぎ)の出回り時期は通常11月~4月で、これから3月初旬にかけて最もおいしい時期を迎えます。
香川県では高松市岡本町での生産が盛んです。
近年は減少傾向にありますが昔は岡本町のほとんどの農家が作っていました。

青果の特徴
美味しい理由

寒い時期は生育に時間がかかる分、甘みが増してより美味しくなってきます。

おすすめの食べ方

やはり「分葱(わけぎ)和え」が有名です。作り方は分葱(わけぎ)をサッと茹でた後に白味噌、砂糖、酢などで作った酢味噌で和えます。生産者のお宅ではサッと茹でたあとにわけぎのぬめりをふきんで拭き取ることで美味しく出来上がると言われていました。ご家庭によって作り方や味付けが違う「分葱(わけぎ)和え」を是非ご賞味ください。

見分け方

葉先に傷みがなく、青々としていてみずみずしいもの、
株の部分が大きくなりすぎていないものがおすすめです。