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津田町漁協に所属し、小型定置網漁業とたこつぼなわ漁を営む名和真治さんと上田真也さん。名和さんは35歳の時に脱サラし、父親と一緒に小型定置網漁業などを営んでいました。後継者問題に悩んでいた時、当時「かがわ漁業塾」の塾生であった上田さんと出会い2021年から一緒に操業されています。
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小型定置網とは沿岸の魚の通り道をさえぎるように漁具をはり、魚が迷い込んだところを獲るいわゆる「待ち」の漁です。みち網の近くに来た魚は、網に沿って泳ぎ、おも網の中に迷いこみ、ふくろ網に入ります。ふくろ網には入った魚がでられないようにじょうご網があります。ふくろ網をあげれば魚を獲ることができます。網の汚れがひどくなると魚がうまく入ってくれなくなるので定期的に陸に揚げて掃除します
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<漁の面白み・やりがい>
小型定置網漁業は待ち受ける漁であり、毎日獲れる魚の種類や量が異なる。とてつもない量が獲れたり、高級魚が獲れたときはうれしい。また、獲れた魚を地元の加工会社を通し、お客さんに食べてもらい、喜んでいる姿を見るとやりがいを感じる。
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<今とれるおすすめの魚>
旬であるマナガツオ、シタビラメ(赤ゲタ)、カレイがおすすめ。マナガツオは刺身や照り焼きにして食べるとおいしい。
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<若手の漁師にむけて>
漁師は甘い商売ではないが、自分の志を持って続けてほしい。漁師として食べていくためには経験、周りとの助け合いが必要になってくる。また、漁具の修繕といった地道な作業が大変ではあるがそういった事が重要である。自分の人生設計をよく考えて頑張ってほしい。